よくある質問【Custron】

樹脂硬化収縮率応力測定装置Custron(カストロン)についてよくいただくご質問を集めたページです。

以下の内容に当てはまらない場合は、お気軽にこちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。

Q.測定に必要なサンプル量は?

A.実際に1回で使用するサンプル量は1cc未満ですが、万が一の取り直しなども考慮し、10cc程度をご準備いただいております。

Q.何度まで加熱可能?

A.標準では180℃まで可能です。その他オプション対応により300℃まで可能になります。

Q.マイナス温度は対応してる?

A.はい、-40℃まで対応可能です。ただし、標準品とは別ユニットを使用するため、-40℃~150℃までの範囲で温度設定が必要となります。

Q.サンプルの厚みはどの範囲で測定可能?

A.樹脂の内容にもよりますが、これまでの実績として、0.5mm、1mm、2mm、3mmが可能です。さらに細かいレンジをご利用になりたい場合は、弊社内にて可否の確認がtアクロエッジまでご相談ください。

Q.シート状のサンプルの測定はできますか?

A.はい、可能です。事前に測定可否の確認を必要といたしますが、可能であると判断した場合には対応をさせいていただきます。

Q.測定できないサンプルはどんなサンプルですか?

A.例えばこのようなサンプルです。

  • ガラスに接着しない樹脂
  • 応力が大きくガラスを割ってしまう樹脂などの場合
  • 溶剤を多分に含みボイドが出てしまう樹脂
  • 固体サンプルの場合、一度溶融するなどの手順で測定できるものもあるが、 ボイドが入りやすかったりと測定が難しい場合有

Q.「比重法」との違いはなんですか?

「比重法」は、 硬化前の体積と硬化後の体積の比較を行う手法です。収縮率測定を正確に行うためには、ある一定量以上の体積を必要とするという特徴があります。

一方、収縮率連続測定方法(JIS K 6941)(ISO4216)は、1ccなどの非常に少ない体積で精度の良い測定を実現しております。

現在、産業界における樹脂の使われ方は、 自由体積収縮(X,Y,Z方向から自由に収縮する)ではなく、「接着」つまり下面が拘束状態であり接着面があります。

その状態で収縮率を連続で測定するのがCustronでは可能です。

「接着」ですので、下面が拘束状態、つまり接着面があります。 その状態で収縮率を連続で測定するのがCustronでは可能です。

これが規格化されたのには、近年の高性能な小型軽量部材の評価に適しているというのが大きな要因となります。


以上の内容に当てはまらない場合は、お気軽にこちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

 

 

 

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